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木更津 竹工房竹星 石山好美さんのつくる房州うちわ

CoJ残業工房にて、房州うちわを制作している
木更津竹工房 竹星さんの工房へお伺いしました。

こちらが房州うちわです。
現在、竹工房竹星さんでは
うちわや縁起の良い熊手などを
制作されております。

房州うちわは、日本三大うちわの一つです。
京うちわ、丸亀うちわと共に
日本の伝統を受け継いています。

目次

房州のうちわの特徴

房州うちわは1本の竹から作られているため
全面がしなります。

その最大の魅力は、
ふんわりとやさしい風が生み出されること。

房州うちわをよく見ると
扇と持ち手の間
付け根の部分につなぎ目がないのです。

こちらがうちわを制作する際に使用する竹。

竹工房竹星さんの工房では
真竹、女竹、孟宗竹を使用しています。

緑色の竹と明るい色の竹があります。
房州うちわに使用するのは
右の明るい色の竹。

竹は紫外線で色が変わるので
緑色の状態から2ヶ月ほど
天日干しをするのだそうです。

この日は、竹職人 石山好美さんが
制作するところを拝見させていただきました。

最初に竹を1本、縦に固定し割いていきます。

整えて、編みます。

この時、素早いスピードで編んでいます。
最初は一本だった竹が
うちわらしい形になってきました。

その後、紙や布を貼って
うちわが完成します!

竹職人 石山好美さん

紙、布、革を貼ったうちわも
拝見させていただきました。

ひと目見た美しさだけでなく
貼る素材によって
こんなにも風の感じ方が
変わるのだと実感しました。

そして、一本の竹から作られる
房州うちわのふんわりとやさしい風
ぜひ皆様にも感じていただきたいです。

竹職人 石山好美

竹工芸を学ぶため京都伝統工芸専門学校に入学。
卒業後、腕を磨きたく京都の竹屋 長岡銘竹 へ7年勤務。
竹工芸技能士 取得
地元千葉へ帰郷後は国で伝統的工芸品認定されている
房州うちわの技術を習得すため伝統工芸士であり、
房州うちわ職人の第一人者 故・宇山正男へ師事
現在木更津で 竹工房 竹星として活動している。

木更津竹工房 竹星

住所:千葉県木更津市桜井678

竹職人 石山好美

HP:https://chikusei-y.wixsite.com/mysite-1

Blog:https://ameblo.jp/chikusei-y/

Facebook:https://www.facebook.com/chikusei.y/

Instagram @chiku_sei

一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン

100年後に残る、工藝のために

URL:https://thecreationofjapan.or.jp/

Facebook @thecreationofjapan

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