Photographer : MANAMI
Product provisiona : 田村 一

 

ハートの形にも見える片口と、唇の形の盃
なんとも言えないくらいcuteなうつわ達

 

この作品を一目見たら絶対に忘れられなくなる!そんな片口と盃です。

 

今回も田村さんにQ&A方式で色々教えて頂きました。

 

 

Q.初めて片口を作った日はいつですか

A、 片口は2000年に陶芸の仕事を始めて以来、ずっと作ってます。

 

 

Q.この片口を作ろうと思ったきっかけ

A、もともとお酒飲むのが好きで、片口を作るのが大好きです。
一度片口を通すとお酒の味も変わります。
また料理を盛るのにも片口は使いやすいように思います。
他の作家さんの器でもまず目に行くのは片口で、おかげで収納に苦労してます。

 

 

Q.片口の作り方のパターンを教えて下さい。

A、ボディと口を別に作ってくっ付けるもの
丸い器を歪ませて作るもの
この二つのパターンを用いながら制作します。

 

 

Q.制作の際のテーマを教えて下さい。

A、 自分は轆轤が好きなので、基本的な制作は轆轤で済ませます。
そうすると当然「丸」が基本の形になるのですが、丸くないものも作りたくなります。
そこで器を歪ませて別の形にします。
「丸から丸くないものを作る」のが自分の制作の一つのテーマになってます。

 

丸いものを歪ませて別の形にするのですが、そのとき、丸の持つ「張り」のようなものを残して作ろうと心がけております。

 

そうすると自然と形は有機的になって、それが貝殻や花びらのように見えてきます。
作る前にこれをとモチーフを考えることはなくて、轆轤の上で「その場で考えて」作ります。

 

 

Q.釉薬、土の種類を教えて下さい。

A、 使用する天草の磁器土は滑らかで、薄く作って焼いても割れは少ない素材です。

 

釉薬は青白磁が基本で、辰砂という赤くなる薬もコンビネーションで使ってます。
だいぶこの土には助けられてもらってます。

 

今回の片口とchu!盃は、天草に信楽の透土という真っ白でざっくりした土を混ぜたものを使ってます。
これを使うことで、籾殻で燻した煤が器の中に入り、全体がグレーになります。

 

 

Q.chu!盃を作ろうと思ったのですか。

A、 chu!盃は… 洒落で作りました。
これも丸を歪ませて作ったのですが、片口とは違い、具体的なモチーフをと思って作りました。
お酒飲むときに「ちゅー」するのってなかなかよくないでしょうか?
またカーブが変わるので、上唇、下唇の各部分で飲むお酒の味が変わるのも面白いです。

 

 

 

飲む秋田の日本酒
天の戸 美稲 (あまのと うましね)

秋田県で、陶芸活動をされているので、やはり秋田の日本酒を合わせるのが一番かなと。

 

酒屋の店主に色々教えて頂いた中から、この天の戸 美稲 (あまのと うましね)は、酒屋でもなかなか手に入らないいい日本酒と教えて頂きました。
また、今回の片口とchu!盃にも似合う秋田の日本酒にしました。

 

「酒は田んぼから生まれる」をモットーに、蔵人の真心を込めて醸した芳醇純米酒。
上品な酸味と米の旨みがふわりと広がる味わいです。

 

天の戸の代表格として、今では全国の日本酒ファンにも高い人気を誇っています。

 

製造区分:純米酒アルコール(度):15.5
原料米:吟の精(麹米)美山錦(掛米)
精米歩合(%):55使用
酵母:AK-1(秋田流花酵母)

 

タイプ:辛|-☆----|甘
飲み方:冷酒

 

 

 

 

陶芸作家 田村 一

1973秋田県生まれ
2000早稲田大学大学院修了後、東京で作家活動を開始
2002栃木県芳賀郡益子町に移り制作
2011秋田県に戻り、現在に至る

 

 

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田村一
HP : https://www.tamurahajime.jp/

Instagram : @hajime_tamura_official

Online Store : https://cole-selection.online

 

 

 

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