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にじのうつわを作る ガラス作家 竹田舞由子さんの作品ができるまで

透明なガラスの中にまるで虹が架ったような
「にじ」のうつわを作る竹田舞由子さん。

竹田舞由子さんが作品制作をされている
富山県ではよく虹を見ることができます。

工房で作品制作をされているところを訪問させていただきました。
艶やかなガラスにうつる竹田舞由子さんの虹
その虹ができるまでの風景を
ご紹介させていただきます。

現在、竹田舞由子さんは
富山ガラス工房にて作品制作をされています。

COLE selectionでも人気のシリーズ「にじ光」
にじ光の中からぐいのみを
この日は作っていただきました。

にじ光は透明のガラスと
3種のカラーからできています。
ピンク、イエロー、ブルー。
透明のガラスの中にうつるカラーも
色がついたガラスの粉末です。

竹田舞由子さんは、虹がとても似合う
笑顔の素敵な女性でした。

制作は、筒状の棒に溶けたガラスを
つけるところから始まります。

そして色のついた粉末のガラスをつけます。

3色の粉末がついたら、
窯の中にガラスを入れ成形していきます。

溶けたガラスはとても柔らかく
そのままにしておくと垂れしまいます。
なので成形をしているときは
常に棒を回しながら作っています。

ガラスのついた筒状の棒の
手元の方から吹いて、グラスの形状になります。

大きさが整いましたら道具を使って
形を整えていきます。

この日は、竹田舞由子さんに
教えていただきながら
ガラス制作の体験をさせていただきましたが
筒状の棒から吹く工程は
想像していた以上に力が必要です。

そして溶けたガラスが少しでも冷めると
すぐに硬くなるので、形を整えるのも
難しい作業になります。

道具を使いながらガラスに触れ、
そして制作されている作品作りの体験を
素敵な経験をさせていただきました。

粉末の時の色よりも、
グラスになると色が濃く
より綺麗に発色します。

そして、ピンク、イエロー、ブルーが繋がり
綺麗にグラデーションに
なっているのが作品の特徴です。

富山ガラス工房では、
ガラス体験や作家さんが
制作されているところを拝見したり
ギャラリーで展示されている
作品を購入することもできます。

富山県へ旅行や、
実物を見たい方はぜひ訪れてみてくださいね。

目次

竹田舞由子

自然の中からインスピレーションを受け、心躍るものを探しながら制作。
日常から光や色を身近に感じ、心暖かくなるような癒される作品を目指しています。

1986年 熊本市生まれ
2005年 熊本県立第二高等学校 美術科 卒業
2007年 秋田公立美術工芸短期大学 ガラスコース 卒業
2009年 富山ガラス造形研究所 造形科 卒業
    富山ガラス工房にて、体験アシスタント(〜2011)
2011年 富山ガラス工房 スタッフ勤務(〜2016)
2016年 個人作家として活動

竹田舞由子

Instagram:@mayuco_takeda

Online Store:https://cole-selection.online/collections/mayuko-takeda

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